ネットのかどっこシェルター

人を笑わせたい。「好き」を探したい。

私の「漫画愛」を再熱させてくれた漫画たち

おっす!

 

私の母は大のマンガ好きで、家に3000冊くらい漫画があったんだよね。そのことがきっかけで、私も漫画が物心ついたときから大好きだった。

 

ご飯食べ終えたら漫画を読み、学校の休憩時間に漫画を読み、友達から借りては漫画を読み、友達の家に遊びに行っては漫画を読み、休日暇があればブックオフに行く…

 

No Manga, No Life!ひゃっほーーーーー!!って富士山の山頂から東京民に向けて叫んでもいいくらい漫画好きだった。

 

 

だけど、ある日、

人生で一番好きだった漫画「ワンピース」を読んでこう思った。

 

「あれ...?面白くないな....」

 

その瞬間、

大好きなワンピースを楽しめない=「私漫画好きじゃなくなったわ」という超謎の思考回路が働き、それから漫画をぱったり読まなくなってしまった。

 

 

あれから7年! 

休日のわたし「あ~暇すぎて死ぬわ!!そや!TSUTAYA行って久しぶりに漫画でも読んでみっか!!!」

 

と何げなく漫画を借りはじめ、3つの漫画との出会いが私の漫画愛を復活させたのだ!!

今では週1でTSUTAYAに行って漫画を借りる漫画狂だ!!

 

前置きが長くなったけど!今日はその3つの漫画を紹介したいと思うよ!

 

 

幽麗塔

 

え、なんでこんなに複雑で面白いストーリーを思いつくの....?? 

って本気で思った作品。

 

主人公「天野」の周りで不可思議な殺人事件が起き、突然現れた美少年兼探偵のテツオと謎に迫っていく。で、このテツオなんですが「体は女性、心は男性」なんですよ。

 

舞台は昭和29年、性同一性障害なんて言葉も概念も広まってなかったであろう時代に、テツオは女性の体を隠し、男性として生きてるんだよね。でも残念ながら、天野はその考えが理解できない。だってそんな障害があるなんてこれっぽっちも知らないから。

 

テツオは、女性であることがばれてはいけない状況下にあって仕方がなく男装をしてるんじゃないか?本当は自分のことを男性として好きなんじゃないか?この謎が解けたら女性の姿に戻って自分と一緒になってくれるんじゃないか?

とテツオをバリバリ女性として意識し、葛藤するんだよね。

 

その描写がすっごくリアル。でも、私も天野と同じ立場の男性だったら、きっと同じように感じると思う。

 

人間の葛藤や苦しみをここまでスリリングに、さらに「殺人」というミステリーもいい感じに混ぜながら表現する漫画。

こんなにすごい漫画を描いた作者は、まじで天才だと思った。

  

 

デビルズライン 

 

男性の皆さん、ごめん、完全に女性向け漫画だ!!

 

この漫画の魅力はね、とにかくキュンキュンするところだ!!

 

主人公の安斎さんは吸血鬼で、人間の血を見ると性的欲求やら噛みつきたい欲求やらを覚えて興奮してしまう。でも人間の恋人の「つかさ」を傷つけないために、一生懸命我慢するんだよね。

 

それがね、死ぬほどキュンキュンするんだわ~!!

安斎さん~!!!つかさ~~!!!絶対に一緒になれるからねぇ!!!って応援したくなるんだわ~!!!

 

ちなみにこの漫画を女性5人に貸したところ、全員から「最高に面白い!!続きはよ!」と言われた!

男性に見せたところ全員から「あ…僕には向かなかったかな。」と言われた。

 

完全に女性向け漫画だ!男性諸君、ごめんな!

 

 

鬼滅の刃

 

鬼によって家族を殺され、唯一生き残った妹も鬼にされてしまった炭次郎が、妹を人間に戻すために鬼と戦う話。

 

あのね、 これね、

大好きだったワンピースを読んでた時のワクワクドキドキした気持ちを思い出させてくれた漫画だよ。 

 

次はどうなるんだろう!?早く続きが読みたい!ジャンプってすごい漫画家を持ってるなぁ!週刊かぁ、ジャンプかおっかなぁ!

 

ワンピースを必死になって読んでた時に思ってたことを、この漫画を読んでからずっと思ってる。

続きが気になって仕方がないよぉ!!!わああ!!頑張って生きなきゃ!!!って本気で思ってる。

 

鬼滅の刃が終わるまではまじで死ねない。隕石さん、頭上に落ちてこないでね。

 

 

漫画に興味がなくなったわけじゃなかった

漫画離れしてから7年間、私は漫画を好きじゃなくなったと本気で思ってた。

けど、全然違ったわ!!

 

年齢とともに移り変わる自分の価値観に合う漫画に、出会えてないだけだった。

 

これに気付いたとき、結構感動したんだよね。

 

「漫画ってすごいなぁ!!」「この漫画を友達に勧めたい!」「この作者ほんとにすごいわー!」「感動した!」「わくわくする!」「来週が楽しみ!」っていう中学生、高校生の時に当たり前のように感じていたきらきらした気持ちを、20代後半にして思い出すことができた。

 

漫画、ありがとう!!!

やっぱり私の人生、No Manga, No Lifeだ!

 みんなもこの漫画、興味があったら読んでみてね!

 

もし「私漫画好きじゃないしな~」って人がいたら、それは好きな漫画に出会えてないだけだ!TSUTAYAで1巻だけ借りて読みまくってたら、自分が恋に落ちる漫画が絶対に見つかるよ!

 

 

おわりっ